ジャーナルフーズは、食にまつわる物語や価値・暮らしに役立つ智慧を読者のみなさまにお伝えし、健康的な食事を楽しんでいただく、情報誌型食品パッケージです。
第1号のテーマはおなじみ「カレー」。食にまつわる物語とともに、簡単に作れる素材をお届けします。
(※この冊子には、プラントベースのカレー手作りキット4人前が入っています)
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タイトルの通り、肉も魚も、油脂も使っていない「ブラントベースのカレールー」です。
具材を放り込んで、煮込めば完成してしまうお手軽な料理。それでいて振る舞う相手がいれば、老若男女問わずほぼ間違いなく喜んでもらえる万能な料理「カレー」。
そんなカレーを市販のルーで食べ続けてきて、少し胃がもたれるな、と感じたことがありました。
食べ終わったあと、食器を洗おうとすると、水洗いだけでは油がヌルヌルしてなかなか落ちません。
ルーの原材料を確認してみると、なんと動物性のラードが主要成分となっていたのです。スパイスや野菜ではなく…。
これを知った時に、こだわりの野菜を扱っている私たちだからこそ作ることができるカレールーがあるのではないか、と思いました。
動物原料がなければ胃もたれがない、洗うのもラク
宗教上、健康上の理由、あるいは動物に心的苦痛を与えないなどの理由により、動物を積極的に食べない考え方があります。
動物が痛みを伴い、恐怖を感じながら命を落としていくこと知り、私は複雑な気持ちを抱きました。
食生活に当たり前に存在する肉の存在を改めて見直すときがきているのではないか…と。
振舞われればありがたくいただきますが、積極的に自分の意思で動物の肉を摂ることが少なくなってきました。
さて、商品開発にあたっては動物原料を野菜や穀物原料にすべて置き換えていく…地道な作業を続けました。
様々な野菜や穀物をパウダーに加工して組み合わせ、各々の作物がもつ味や薬膳的特性を考慮しながら、複数のスパイスや岩塩と調合。
かくして、動物原料を一切使用しない、胃もたれしない(むしろ胃腸の調子が整う)、食器洗いがラクになる、プラントベースのカレールーがついにできあがりました。
原料には、富士山麓にある自社圃場で丁寧に育てた無農薬・無肥料の野菜を使用しています。
原材料名
玉ねぎ、トマト、玄米、サツマイモ、にんにく、ヒマラヤ岩塩、黒糖(さとうきび)、セロリ、生姜、クミン、コリアンダー、ターメリック、シナモン、カカオ、カルダモン、唐辛子
※本品に含まれるアレルゲンはありません。
つくりかた
ポイント/鍋でじっくり火を通すことで、とろみが出て食べやすいカレーになります。豆乳を加えれば、辛さもマイルドに仕上がり、お子様でも食べられるようになります。
[調理方法]
①野菜などの具を入れる場合は、煮崩れを防ぐため先に鍋で軽く炒めます。
②400mlの水を加え、本品(カレーの粉末ルー + おまけのドライ野菜)を入れ、かき混ぜながら加熱します。
→よりマイルドに仕上げたい場合には、400mlの水のうちの半量から1/3量を豆乳または牛乳に置きかえてください。
③とろみが出るまで加熱したら完成です。ご飯にかければ、カレーライスとしてお召し上がりいただけます。
※カレースープとしてお召し上がりいただく場合には、水の量を増やして味の濃さを調整してください。
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