山東菜 Shantung Cabbage
概要
山東菜は茎・葉を主に食す、アブラナ科アブラナ属の葉もの野菜。別名、「小白菜」「べか菜」「漬け菜」とも呼ばれます。
山東菜の持ち味
薬膳・中医学
「寒性・涼性」の食材が持つ清熱の作用により、体の内部にこもった熱を取り除く働きがあります。食薬として清熱瀉火類に分類されます。(※胃経の経絡に強く作用)
清熱除煩
体にこもった熱を冷まし、イライラを鎮める。詳細
利腸通便
腸の調子を整え、通便を促す。詳細
下処理
- 葉先の褐変した傷んだ部分をカットし取り除く。
- ひげ根を切り落とす。
- 用途に合わせてカットする。
おいしい保存法
水分含有量が少ないので、冷凍やドライで保存しても、風味や食感が失われにくいことが特徴です。
常温保存
泥つきのものは、ポリ袋から取り出し、新聞紙で包んで冷暗所で1ヶ月ほど保存できます。その際、「立てて保存」が基本です。
冷蔵保存
冷蔵庫に入る長さに切り分け、ラップで包んで密閉し、立てて保存。1週間ほどで使い切ってください。
冷凍保存
みじん切りや小口切り、斜め切りなど、使いやすい形に切り、小分けにしてラップに包むことで、1ヶ月ほど保存できます。
ドライ保存
みじん切りや小口切り、斜め切りなど、使いやすい形に切り、重ならない様にざるに載せ、2〜3日天日で乾燥させます。1ヶ月ほど保存できます。
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