里山野菜

茗荷 Japanese Ginger

概要

茗荷は花序を主に食す、ショウガ科ショウガ属の香味野菜・ハーブ。別名、「Mioga ginger」とも呼ばれます。

茗荷の持ち味

薬膳・中医学

主に風邪のひき始めなどに食材の「温性・辛味」が持つ発汗の作用により、体表の病原体を駆逐する働きがあります。食薬として辛温解表類に分類されます。(※肺経,大腸経,膀胱経の経絡に強く作用)

発汗解表

体表に滞った熱を発汗により取り除く。詳細

散寒通陽

エネルギー代謝を良くして、体の冷えを取り除く。詳細

解毒散結

肩こり、頭痛等の炎症を和らげる。詳細

行気健脾

エネルギーの巡りを良くして消化機能を増強する。詳細

下処理

  1. 葉先の褐変した傷んだ部分をカットし取り除く。
  2. ひげ根を切り落とす。
  3. 用途に合わせてカットする。

おいしい保存法

水分含有量が少ないので、冷凍やドライで保存しても、風味や食感が失われにくいことが特徴です。

常温保存

泥つきのものは、ポリ袋から取り出し、新聞紙で包んで冷暗所で1ヶ月ほど保存できます。その際、「立てて保存」が基本です。

冷蔵保存

冷蔵庫に入る長さに切り分け、ラップで包んで密閉し、立てて保存。1週間ほどで使い切ってください。

冷凍保存

みじん切りや小口切り、斜め切りなど、使いやすい形に切り、小分けにしてラップに包むことで、1ヶ月ほど保存できます。

ドライ保存

みじん切りや小口切り、斜め切りなど、使いやすい形に切り、重ならない様にざるに載せ、2〜3日天日で乾燥させます。1ヶ月ほど保存できます。

最終更新日
甘み
うまみ
塩味
辛味
苦味
酸味
香り
0
水分
0
特徴的な食感
0
濃厚なボディ感
0
ポジション
食用部位
花序
エネルギー
12kcal/100g
栄養成分
アルファピネン、カリウム、カルシウムなど